Hikari to Chiri - ( 光と塵 ) - mol-74
Romaji
フーアーユー
不意に漏れた声
ショーウィンドウに映る僕の影
もう何年経ってしまったのかな
延々と延命をする日々
そうだね
分かってる
叶わない
気付いてる
それでも重ねた月日が綺麗で
東京は銀河系
光を集めて
いつまでも美しいフリをして
走光性の目
描いてた夢なら
飲み込まれてしまったよ
この街の央へ
揺曳の誘導灯を辿れば
想像の風景と信じて
鮮明と冥冥の狭間を
何千回と旋回したまま
あの頃目にしてた一切の煌めきは
あんなに眩しく思えていたのに
東京は銀河系
光を集めて
いつまでも美しいフリをして
走光性の目
描いてた夢なら
飲み込まれてしまったよ
憧れのまま
剥がれてしまう
脆く薄い羽
捲れてしまう
針に縋っても
汚れてしまう
はじまりだってそう
失くしてしまう
何処かへ
手放した分だけ手に入るのなら
今の僕には何があるの?
高層
隙間で
見上げた狭い空
いつまでも似合わない服を着て
東京は銀河系
眺めているだけ
それでもまだ生きていくよ
この街の央で
輝ける日まで